出来高分析について勉強したのでそのアウトプットです。
といってもまだ未完全なので、そこまでまとめになります。
最終的にすべてまとめたものを投稿します。
というわけで下記にまとめていきます。
目次
結論
「出来高が相場の強さ/弱さを表す」
「市場は大口投資家によって操作されている」
詳細
①ローソク足
ローソク足と呼ばれる画像のようなものを見たことがある人も多いと思います。
ローソク足とは、各期間内の株価の値動きをわかりやすく図示したものです。
簡単に言うと株価はこのローソク足の連続です。5分足であれば5分間の値動き、日足であれば1日の値動きを始値、終値、高値、安値をわかりやすく表示したものです。
ちなみに上の画像で、終値が始値より高い(=株価が上がった)左側のローソク足を「陽線」、終値が始値より低い(=株価が下がった)右側のローソク足を「陰線」といいます。
②出来高について
出来高とは取引量のことです。
なぜ取引量が相場の強弱を表すのかというと、「取引が多い=それだけ株価形成のインパクトがある」からです。
例えて考えましょう。
株価1000円の銘柄Aは取引量が少なく、1010円、1020円、1030円、、、1100円と各値段に100株ずつしか売り注文が入っていません。そこに1000株の買い注文が一つ入ったらその一つの注文のみで株価は1100円まで吊り上がります。
これは逆に言えば、下がるときも同じです。
つまり出来高の少ない取引で形成された株価は決してこの後も上昇が続くとは考えにくく、たまたま大口の注文で株価が上がった(下がった)だけということになります。
対して、取引量が多い株価の上昇であれば、信頼できる株価の上昇といえるので、株価を見る際、その形成のためにどれだけの出来高が成されているかを確認するべきなのです。
③信頼できる株価の上昇とは
信頼できる株価の上昇(下落)とは
・出来高を伴っていること
・実体の大きさと出来高が比例している
の2点です
一点目は②で説明した通り。
二点目は初めて触れます。
まず、ローソク足の実体が大きい=株価が大きく上昇(下落)したということです。
しかし、出来高は伴っているのにローソク足の実体が小さいということは、その株価形成のために行われた取引の中には売り(買い)の注文も多くあり、かつそれを超えられるほど買い(売り)の注文が入らなかったということです。
(前提として、出来高は伴っているとしています)
つまり、その時は仮にその後も株価が上昇(下落)したとしても、やや警戒してほうがよく、順張りで入ることは控えたほうが良いということになります。
文章だけではイメージができないと思うので、簡単な図で説明します。
下記のような株価の上昇は信頼できる、安心できる上昇といえます。
(画像が雑ですみません、、)
株価の上昇とともに出来高も増加し、さらにローソク足の実体もそれに伴って大きくなっていますね。
対して、下記のような株価の上昇はやや警戒が必要といえます。
2つ目のローソク足の実体が、出来高に対して小さいことが特徴です。
これだけの出来高があるにもかかわらず、ローソク足の実態が小さい(=上昇幅が小さい)ということは、売りの注文が多く出ていることを意味します。
つまり、上昇のセンチメントが弱まっているということです。
そして3本目、4本目のローソク足は実体の大きさに対して出来高が少ないです。上昇相場の上げはもっと出来高を伴う必要があります。
そうなっていないということは買い圧力の減少を意味します。
このローソク足と出来高の不一致は相場の一つの区切りの際にしばしば見られるものだそうです。
株価の形成と出来高が伴っていれば安心してそのトレンドに乗れるし、
不一致があれ一旦様子見してみてもよい。
というようにどちらの場合でのエントリーすべきか否か(保有中であれば続けるか売るか)の参考にすることができます。
④大口投資家が操作しているとはどういうことか
これはよくよく考えてみれば当たり前のことですが、いわゆる大口投資家(機関投資家など)のほうが資金が豊富なのでその分マーケットをコントロールしやすいということです。
日経平均を動かす男として有名な、資産230億のCISさんは、著書の中で以前ソフトバンクGをの株を売買したら、それを見て結果3%ほど株価が動いたと述べています。
(この時の値動きの原因が翌日SBGが保有するアリババ株の値動きとされていて、値動きの原因分析はただの後付けでしかないとも述べています。)
つまり、運用資金が大きければ、マーケットへのインパクトも大きく、操作もできるということですね
私たち個人投資家が投資、トレードで勝つためにはこの大口投資家の動きについていく必要があるということです。
今後
今回のローソク足ろと出来高の不一致がトレンド転換なのか、それともただの押し目/戻りなのか。まずはそれを今後学ぼうと思います。
さらに、大口投資家の動きを知るためには具体的にどうしたらよいのかを勉強します。